お母さんのおなかの中の弟との交信を通じ、生命の尊さと神秘を学んでいく短編アニメDVD「こちらたまご応答ねがいます」(42分)が完成した。赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)を運営する慈恵病院(熊本市)の蓮田太二理事長が製作委員会の委員長を務めた。「命の重みを分かりやすく伝えるアニメ。安易な中絶に歯止めをかける一助になれば」と蓮田理事長。性教育などに活用してほしいと、熊本県内の全小中学校に無料配布する。
小学6年生の男の子が、母の胎内にいる赤ちゃんとテレパシーで心を通わせ、高齢などを理由に出産をためらう45歳の母を説得する物語。赤ちゃんとの交信を通じ、妊娠の仕組みや男女の体の違いなども学んでいく。原作は、10人の子供を育てる熊本県宇土市の岸信子さんが書いた同名の児童書(新風舎)で、DVDには胎内で赤ちゃんが育つ様子を写真で紹介する資料も付けた。
蓮田理事長は、赤ちゃんポスト設置を公表する前の06年3月、製作委員長に就任した。メンバーは県内の医療関係者や企業幹部ら十数人で、手弁当で参加した。同病院の田尻由貴子看護部長も「『生まれた赤ちゃんの命を救おう』と、こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)を設置したが、おなかの中の赤ちゃんも守らないと」と、蓮田理事長と企業などを回り、協賛を呼びかけた。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080823-00000125-mai-soci
