長妻昭厚生労働相は11月11日の記者会見で、新型インフルエンザワクチンの接種回数について、これまで1回接種としていた「健康な成人」だけでなく、「妊婦」や「基礎疾患を有する人」、「高齢者」を含め、成人は原則1回接種にすると発表した。中高生については、12月中に判明する1回接種の臨床試験の結果を踏まえて判断する。これまで厚労省が提示していた接種人数やスケジュールは、妊婦などの2回接種が前提で、今回の見直しを受けての新しいスケジュールなどは、週明けにも示すという。
長妻厚労相は会見で、今回の接種回数の見直しは、国立病院機構4病院で健康な成人200人を対象に実施した2回接種の臨床試験の結果が判明し、1回接種から「上乗せ」が認められなかったためと説明。妊婦については、米国での臨床試験で、健康な成人と同様の免疫反応があったとの情報が新たに得られたことも踏まえ、1回接種とした。ただ、妊婦を対象にした1回接種の臨床試験の結果が12月中旬に分かるため、これを受けて1回接種でよいかどうかを検討するとした。
「基礎疾患を有する人」については、糖尿病など免疫反応が抑制されていない場合は、健康な成人と免疫反応に差がないと考えられるため、1回接種とする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00000014-cbn-soci
