無保険状態解消へ乳幼児に短期保険証交付/横須賀市が法改正に先駆け
横須賀市は六日、国民健康保険(国保)の保険料滞納によって保険証を返還させられた「無保険」の乳幼児を対象に、短期保険証を交付すると発表した。有効期限は二月一日から三月三十一日で、小児医療証と併せて提示すれば医療機関での窓口負担は無料となる。
無保険の子供は全国に三万人以上いるとされ、必要な治療を受けにくいなど社会問題となる中、国保法の改正で四月から、無保険の中学生以下には短期保険証が交付される。
今回の横須賀市の対応は「経済的に苦しく保険料が支払えない」といった保護者の声や、医療関係者などからの要望を踏まえたもの。国の動きに先駆け、乳幼児の無保険状態の解消を図る。
対象者数は未就学の乳幼児七十九人。無保険の小中学生計二百八十一人(昨年十二月十二日現在)については、法改正と同時に短期保険証を交付。対象者の二カ月分の医療費については、市の特別会計で対応するという。
同市健康福祉部は「インフルエンザなどが流行しやすい時期。受診する機会の多い乳幼児は、早期の対応が必要と判断した」と話している。
厚生労働省が昨年発表した調査結果によると、無保険の中学生以下の子供は全国で三万二千九百三人に上り、このうち県内は四千三百八十六人(昨年九月十五日現在)。全国の自治体別順位では、横浜市が最多の三千六百九十二人。横須賀市は十一番目に多い四百四十六人だった。
◆メモ 国保制度では世帯主が特別な事情もなく1年以上保険料を滞納した場合、保険証は返還され、代わりに資格証明書が交付される。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090106-00000014-kana-l14
