「学力向上に貢献」「親子をつなぐ必需品」…。文部科学省が30日、小中学校への携帯電話持ち込みの原則禁止に踏み切った。子供たちの日常生活と密接なかかわりを持っている携帯電話。学校で使えないとなったらどうなるか?。保護者や教育関係者からは賛同や戸惑いなど、さまざまな声があがっている。
≪学力との関係≫
興味深いデータがある。兵庫県尼崎市教委が今年度実施した「学力・生活実態調査」。携帯電話を持っている子供ほど学力が低下するという傾向が浮かんだ。
尼崎市教委では、平成18?20年度の3年間、中学生約3000人の学力テストの成績を追跡調査し、学力の推移と携帯電話の所持との関係を分析した。
その結果、3年間携帯電話を持たなかった生徒の平均偏差値は男子が52・9、女子が53。一方、所持している生徒では男子48・9、女子49・1と歴然とした差が出た。
市教委の担当者は「確かに携帯電話は学校には必要ない。学力との相関は、あくまでも携帯電話の影響を示す側面にすぎないが、携帯電話の必要性を考える一助にしてほしい」と話す。
≪防犯≫
警察庁によると、携帯電話の出会い系サイトを通じて児童買春などの犯罪被害に遭った18歳未満の児童生徒は、20年上半期で350人に上った。子供たちが携帯電話でトラブルに巻き込まれていることを示すデータだ。
携帯電話を持たせないことで、非行件数を激減させた自治体もある。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000059-san-soci
