児童虐待防止のシンボルとして全国的に知られる「オレンジリボン」。かつて板橋区内に事務所があった里親子支援のNPO法人(特定非営利活動法人)「アン基金プロジェクト」の副理事長、坂本和子さん(63)が5日、区役所で開かれた児童虐待防止キャンペーンに参加し、リボンの誕生秘話を語った。
平成16年夏、栃木県小山市で2人の幼い兄弟が虐待の末、橋の上から川に投げ入れられ亡くなる事件が起きた。この事件をきっかけに同市内で活動を始めたばかりの市民グループ「カンガルーOYAMA」から、坂本さんに「兄弟の一周忌に、リボンを使って虐待防止活動をしたいが、どうしたらいいのでしょう」との相談があった。
「アン基金」は、里親らの支援をする一方で、里子たちの支援も行っている。坂本さんは「リボンの色は、大人が決めるのではなく、虐待を受けたことがある子供たちに決めてもらったほうが、本当の意味で虐待防止につながるはず」とアドバイスし、里子たちのグループに決めてもらうことに。当初、黄、白、紫などさまざまな候補があがったが、最終的に子供たちが選んだのは、一番、太陽の色に近く、未来につながるイメージのオレンジだったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000042-san-soci
